昨日、どうしても小豆が食べたくなりました。
「あんこ」じゃなくて小豆!
で、小豆ご飯を炊きました。
食物繊維が多くなって、体にもいいとか。
小豆には解毒作用があるとか、邪気払いにもなるとか。
まぁ、そんな話もありますし。
…
けども、ダンナに出したら、
「これは黒飯か?」
と言われました。
叔父が亡くなったと、先日弟から電話が来たばかりでしたから。
北海道では葬儀の時に、黒豆か何かで紫色っぽい黒飯ってものを出してたそうなんです。
今は色がついてない白いご飯(おこわ)に黒豆か何か…みたいですが。
私の実家の方では、葬儀の時は白い豆が入った「おふかし」(おこわ?)が出ますから、ところ変われば…なのでしょうね。
ダンナが言うには、もう少し紫色っぽくすれば黒飯と言っても差し支えないみたいです。
…うーん(-_-;)
叔父といえば、私が思い出すのは叔父の結婚式。
叔父は私の母と同い年なのに、晩婚で。
私が高2のときに結婚しました。
ウチの実家辺りでは、結婚式に参加する人は、式場に行く前に家でお餅やお料理を食べていただいて、それからバスに乗って式場へ向かうんです。
料理は隣組と呼ばれる近所のお母さんたちで準備します。
お餅は必須で、あんこ餅(慶事はこしあん)とおつゆ餅(雑煮)は必ず。
その他にエビ餅などをつけることもあります。
叔父の結婚式のときも、ご近所のお母さんたちが料理してたんです。
ちょっとコップか何かを取りに行った時、私が目撃したのはこしあんを作るときに失敗したのか、下に落ちたあんことその上澄み?をすくうお母さんたち。
私の姿に気がついて、焦ったように
「なんでもないから、なんでもないから」
と口々に言っていたのを思い出します。
こしあんといえば叔父の結婚式。
私の中に、そんな図式が出来上がっていて。
小豆を食べたくなったのも、叔父関係の思い出のせいだったのかもしれません。
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