[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
義父は、生みの母親を2歳か3歳の頃に亡くしたという。
だからダンナの今生きている父方の祖母は、義父にとっては血の繋がらない母なのだそうだ。
義父の兄弟は、義父とは母が違うそうで、そのせいか折り合いがよくないらしい。
しかも、
「自分の父親が亡くなったときは、あまり何も感じなかった」
とも言っている。
…
そんなだからなのか、なんだか義母が亡くなって悲しんでいるのは自分だけだ…というような話しぶりをすることがあって、ちょっとイラッとさせられることがある。
うちのダンナに向かって、
「お前は母さんと同居してたワケじゃないから、
思い出さない日もあるだろう?」
とか
「お前にとっては、母さんは70まで生きたんだし、
もう充分だと思うのかもしれないな…」
とか。
…
確かに、義父にとっては長年連れ添った相手だし、非常に悲しいのは分かるし、義父と同じくらいまで悲しんでいるとは言えないかもしれないけれど。
だからといって、ダンナや私が悲しんでいないように決めつけられるのは、どうかと思う。
もしかしたら、義父は実の母を亡くしたときの記憶がなく、親を亡くして悲しんだ経験もないから、そんな風に考えるのかもしれない。
悲しくないワケじゃないのにな…。
ふとした瞬間に、
「あぁ、やっぱりいないんだな…」
としみじみ感じて、涙しそうになることだってあるのにな…。